道家氣功入門コース
当協会では、道家氣功をゼロから学びたい方のための入門コースをご用意しています。
下記の4つの功法について、2日間・計4時間オンラインで学んでいきます。
1日目:神水秘術+小週天①
2日目:太陽功法+六字訣+復習
オンライン料金:12,000円(税込)
*それぞれの功法の内容については、以下の解説よりご確認ください。
*会員登録(無料)すると割引価格10,000円(税込)で受講ができます(→詳しくはこちら)。
受講を希望される方は、次の点をお書き添えのうえ、こちらのコンタクトフォームよりお申し込みください。
確認がとれ次第、ご案内いたします。
■題名の欄:「入門コース受講希望」と記載
■メッセージ欄:①申し込まれたきっかけ、②ご希望の日程(平日・土曜・日曜/午後・夜 *いずれかを選択)③会員登録の有無(登録された方のみ、ご明記ください)
*入門コース以外のレッスンについては、個別にご相談ください。
道家氣功:主な功法の解説
●神水秘術〜唾液を飲み込んで免疫力アップ!
神水とは、唾液のことを指しています。道家では胸腺を「第二の心臓」と呼び、飲み込んだ唾液のエナジー(氣)が、お臍の奥にある太極球に経絡を通って降りていく途中にこの胸腺を活性化します。
また、胸腺には、道家の大切な氣穴のひとつ「元神(げんしん)」という陽の氣のセンターがあります。元神は赤ちゃんの頃は心臓と同じくらいの大きさですが、年齢とともに小さく硬くなっていきます。道家氣功には、この元神を再び元気に活性化する氣功法が多くあり、神水功法もそのひとつです。
唾液はまさに神様が私たちに与えてくれた「神の水」です。薬やワクチンに頼らず自分の内側から免疫力を上げましょう。
この神水には、がん細胞などの異形細胞をもとの正常な細胞に戻すパワーもあると言われています。このパワーを活用するには、唾液を練り上げ神水に転換させることが必要です。一見すると難しそうですが、やり方はとっても簡単で、誰にでもできます。日常生活の中で気楽に取り入れやすい氣功法として、習得することをおすすめします。
●六字訣〜呼吸で内臓の機能を強化!
息を吐く時に六字を唱え、五臓六腑の邪気を排出し、その機能を強化します。
身体にたまった邪氣を排出することは、あらゆる病気の予防につながります。邪氣とはからだの中でおしごとを終えた氣のこと、誰にでもあります。この邪氣が上手くからだの外に出せないと氣血が滞りさまざまな病気の原因になります。
朝一番に、1日のスタートに太陽功法と組み合わせて行うと効果的です。
●太陽功法〜太陽から陽の氣を最大限に取り入れる
誰もが気持ちよさを実感できる、人気の功法です。
私たちは太陽から陽の氣をいただいて生きています。経絡を通じてこの太陽の氣を意識して取り入れることで、脳内の4つの氣穴(霊台、松果体、脳下垂体、四丘体)が旺盛に働き、脊髄、脊椎、骨髄、神経、血液、脳細胞を活性化し、良い影響をもたらし自己免疫力もあげてくれます。
太陽のエネルギーはお金もかからず、副作用もない、大宇宙からのギフトであり、良薬であると言われます。
●小週天① 〜「後天の氣」が任脈・督脈をめぐり、胎元穴へ
静かに瞑想のように行っていく、数ある氣功のなかでも基本の「き」にあたる功法です。大宇宙から「後天の氣」を取り入れ、小宇宙である身体に導入し、任脈、督脈をめぐらせ、胎元穴(太極球)へといたります。
自然が大宇宙であるのに対し、道家は人間の身体を小宇宙ととらえます。大宇宙(自然)から小宇宙(身体)に「後天の氣」を導入し、「小さい天」(任脈・督脈)をめぐらせることを考え出し、「小週天」と名付けました。どんなに優れた氣功法も、この小週天で身体の中に氣をめぐらせることが大切です。ほかの功法と組み合わせて行うことで、氣功の質がアップします。
●小週天② 〜道家秘伝、脳内の4つの氣穴(ツボ)初公開
「道家氣功」の秘伝とされる脳内の4つの氣穴(ツボ)を解説。小週天でそのポイントを通ります。つねに育成変化し循環する自然界の営み、小宇宙である私たちの身体も、この小週天功法で自然と融和し、健康を保つことができます。
小週天①を受けた人が対象です。今注目されている脳科学は、ここから始まったと言ってもいいでしょう。認知症の予防にも効果があります。
●小週天③ :打通三焦(だつうさんしょう)〜神・氣・精を集めて大宇宙と合一
この功法は道家の大秘伝です。
自然界には水があり、火(陽)があり、風があります。木(樹)はこの三つがないと育ちません。私たち人間も、生き物すべてがそうです。大宇宙では、水(陰)が月、火(陽)が太陽、風が星です。陰陽のバランスがもっとも調和されているのが地球です。その地球に住むわたしたち、小宇宙と言われる私たちのからだにも、この三つ(火、水、風)のエネルギーラインがあります。
この三つのエネルギーラインをからだの氣穴から集めて大宇宙と小宇宙を合一させます。これを道家では「打通三焦」といいます。
小週天①②を受けた方が対象です。
●長筋八法〜簡単にできる血と氣のながれの活性法
別名「座式太極拳」です。沢山ある功法の中から何かひとつ選ぶとしたら、道家はこの功法を選ぶとまでいわれます。
この座式太極拳『長筋八法』は、ごく一部の人にしか知られていません。簡単に出来る血と氣の流れの活用法です。がんの発生も氣血が十分に行き渡らないことによるものです。2百種類もの病氣治療に効果を発揮し、予防にも最適な功法です。
また、老化を防ぐには、全身に張りめぐらされている神経と筋肉のシステムを柔軟にすることが必要です。座ることさえできれば、やり方は簡単。激しい動作や力も必要なく、誰にでもできます。
●九転還陽揉腹功(きゅうてんかんようじゅうふくこう)〜根源に返る、道家幻の秘宝公開!
別名「天童氣功九式」と言います。この功法は手に入れた者が秘匿して世に広めなかったために、一度埋没してしまった功法です。氣血の流れを良くするマッサージで、外氣功治療として行っていますが、セルフメンテナンスにもお勧めです。
あまりにも気持ち良くて途中で寝てしまうこともよくあります。お子さんやご家族、またセラピストさんの施術のメニューにも加えられる内容で、洋服を着たまま横になってできるので、お休み前のリラクゼーションタイムにも最適です。
やり方は簡単で誰でもできますが、効果は絶大。“根源に返る”道家幻の秘宝と言われ、100日間連続して行うとどんな病気にも効果があると伝えられています。
●五雲透体(ごうんとうたい)〜宇宙の五色の雲で内臓強化
私たちはふだん目で「色」を見ることができます。じつは宇宙にも色があります。5つの色、青、赤、黄、白、黒です。
その五色からそれぞれ青色の氣、赤色の氣、黄色の氣、白色の氣、黒色の氣が生み出されます。大宇宙にあるこの「五色の氣」を、私たちの身体である小宇宙に取り入れる功法で、素晴らしい道家の叡智です。
日常のストレスなどで疲れた内臓(五臓五腑)をこの色を使って元気にする氣功法、セルフメンテナンスに最適です。静功なので動かずイスに座ってする氣功です。 この功法を生み出したのは道家の仙人のひとり、彭祖(ほうそ・中国名パンズー)仙人で、なんと802歳まで生きたとも言われています。この長寿の仙人が産み出した氣功法が五雲透体です。ここでしか学べない氣功です。
●古式仙易筋経十二式〜感覚、活動の根源である神経を鍛える
別名「天童氣功十二式」と言います。人体の筋肉組織および神経網は、感覚と伝達の作用があります。植物と動物の別なく、外側の表皮の下には神経や血管が網の目のように張りめぐらせており、その下に骨骼があります。
神経網を通って初めて表皮、骨格に骨髄のエネルギーを補充し、それらを発育、成長させることができるのです。 この神経網は活きた氣で形成され、大自然の神経網と繋がって、互いに引き合っています。
神経は人体の感覚と活動の根源であり、また血管に働きかけて栄養分を輸送し、老廃物を排泄する流動的な力を生み出すものですから、神経網が萎縮すれば、氣血の流れも停滞してしまいます。
一般の人々は、神経の存在を知りながら、それを鍛錬することを知らないでいます。とてももったいないことです。 この功法は立って行う動功です。劉百齢の易筋氣功十二式は難解とされる「古仙易筋経」を根源として、内丹田、胎息功、宇宙網功、内分泌運動などを一体とし、医学理論、氣功、仙学をひとつに融合させた素晴らしい氣功です。
●太極回転功
おへその3センチくらい奥に「太極球」という直径8センチの氣の根があり、「胎元穴」(たいげんけつ)と呼ばれています。赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時、この氣穴から氣をもらっていました。胎元穴という名前はここからきています。 この太極球を地球儀のように縮めたり回転させたりしながら、太極球そのものの邪氣を出し陰陽のバランスを調整します。
小週天①②③を受けた方が対象です。この功法は、この後の大週天につながります。
●大週天〜百会からの大宇宙の氣が全身をかけめぐる
この功法は小週天から継続して行い、氣を身体全体にめぐらせます。頭頂から手の先、足の先まで全身の氣経絡を一週させます。大宇宙の氣が全身の隅々まで行き渡り、同時に邪氣を排出します。
✴︎小週天①②③、太極回転功を習った方が対象です。